５月
春が来た～♪
ぐんぐん気温が上がり
調子に乗って家庭菜園の野菜の苗もさっさと植え付けたら…
６月
ここ２～３日ぐぐっと気温が下がり
朝晩はストーブをつけていないと寒いくらいに
道内の各地では雪も降ったとか。
皆様体調お気を付け下さいね。
さて
常設作家さん達の新作をどんどんご紹介していかないといけません。
なぜって
ご紹介する間もなく お嫁入りして行った子たちもたくさんいて
でも 「あ～この作品いろんな方に観ていただきたかった」と
嬉しい悩みも増えてきているのです♪
遊びごころ と 作品作り ２
本日は足寄町の陶芸家
野村亜土さんの作品です。
実は亜土さんの耐熱シリーズがたくさん納品していたのですが
それらはすべてお嫁入り
写真も撮れなかったので 只今慌てて追加のお願いをしたところです。
次の納品時にはお店に並べる前にご紹介することをお約束いたします。
本日 なぜこのタイトルでご紹介か？と申しますと
それは亜土さんがモチーフに選ぶ動物たちのマニアックさに注目してなのです。
こちらのカップ
ちょこんとついた柄のこの鳥
なんだかお分かりになりますか？
それはこちら
ハシビロコウ君 モチーフに 犬や猫やウサギなどより バクやマンドリルを選ばれる亜土さん
次はどんな動物をえらんでくるのかな・・・？と毎回楽しみ。
実は 昨年の企画展で 初登場してはいたのですが
今回形の違うカップで再登場
始めて見た時は
「まさかこんなマニアックな鳥を選ばれるとは！」
とびっくりしたものです。笑
ハシビロコウはアフリカに生息するまさに貴重な奇鳥さん。
体調は大きいと１４０センチほど。
顔と体のバランスがおかしい！顔が怖い！
そして生態が面白い!!! 〈知りたい方は調べてみてください〉
わたくしは以前ＴＶでその生態を見てから大好きな鳥です。
見てみたいけれど動物園は嫌いなので
アフリカに行かなければ見られないのか。。。夢ですね
亜土さんって 間違いなく
遊びごころ で動物を選ばれているな。。。と思うのです。
こんな動物ついてたらちょっとおかしいでしょ？
笑えるでしょ？
こんな表情だったら 愛着わいちゃうでしょ？
みたいな気持でしょうか 笑
わたくしが気に入っている もう一つの点は
選んだ動物をけっしてかわいらしく加工したりせず
怖い表情の子たちはそのままに作品に仕上げている点です。
いらしたお客様の中にはちいさなお子様もおいらっしゃいますが
別にかわいらしく記号化された動物でなくとも
喜んで「羊さ～ん 豚さ～ん」と言っているのを見ると
子供にこびたような動物にする必要は全くないのでしょうね…
と思うのです。
動物達を真摯にリアルに仕上げるところには
亜土さんの動物への深～い愛情も感じますよね。
以前のお仕事は発掘された化石の元のレプリカを作るという珍しいお仕事。
塑像力が要求されるそんなお仕事をなさっていただけあって
動物をリアルにレリーフにする技術があるのですね。
いくらマニアックでも
なんの動物かわかってもらえなければ意味がありませんものね。
動物を選んで
作品として仕上がった時
「うふふ」ってお思いになっている
姿が目に浮かぶのですが
亜土さんどうですか～？ 笑
セイウチの乳鉢
楽しい 素敵な 亜土さんの作品
ぜひご覧になりにいらしてくださいね♪
クジラはクジラでもマッコウクジラ
ザトウクジラもいますよ～♪
