2016年9月24日土曜日

静けさを讃えた小さな彫刻 ヒウラユカ



『秋色奏でて』 もあと二日となりました。
名残惜し~。。。
 
昨日は生憎のお天気でしたが
コピト(吉川ナミ)さんも会場にいらっしゃり
平日開催にもかかわらず たくさんの方にお越しいただき
 
本当にありがとうございました。
 
 
皆さん いろいろ帽子をかぶられ
幸せそうに楽しんで展示を見られて行かれて
店主もコピトも幸福感いっぱいでした
 
最後にいらしてくださった うら若き女性
ここから車で10分ほどの丘の上の牧場に4月から研修にいらしている方だそうで
DMを別のお店で見られて 
「今日しか行ける日がない!」ということで
車もないのに雨の中濡れながら自転車こいで わざわざ来てくださったのです。
 
しかも帽子がかなりお好きだという事。
 
コピトさんが他のお客様とお話し中で じっくり会話できない中でも 
お一人で いくつかぼうしをかぶってくださっていたようで
最後に「これください!」と選ばれた帽子のお似合いだこと
 
コピトも店主もびっくり!
思わず「似合う~!」と大声出してました。笑
 
 
みなさまもぜひ
お気に入りを見つけにいらしてくださいね♫
*コピト(吉川ナミ)さんは本日はお休み 明日ラストDAYは終日いらっしゃいます。  
 
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さて本題
 
 
 
本日は
その『秋色奏でて』参加作家さんのお一人
彫金作家 ヒウラユカさん のご紹介
 
これまで teto² では 
2015年の春の企画展『家と小鳥と小さな木の実』に参加過去のご紹介記事*してくださってから
常設作家さんとして ずっとお付き合いくださっているヒウラさん
 
以前のご紹介記事今年の記事★をご覧になると
これまでの作品がどんなものだったのか 
ほんの少しですがお分かりいただけるかと。

 
 
 
 
今年になって納品していただいた作品を見て
わたくし「おお!今回はハードなイメージですね」と
思わずつぶやきました。
 
 





これまではどこか軽やかな
ふわりとしたイメージのアクセサリー(ブレスレットやピアス)が多かったように思ったのですが
 



今回の様に
まるで彫刻を思わせる 
美しいラインの作品がおくられて来たり
 
毎回その作品のイメージは変わります。




意外性という意味でも 毎回作品が届くのがとても楽しみな作家さんのお一人なのです。
 
 
でも一貫して私が感じるのが 
その作品達が纏っている静謐な空気
 
 
 眺めていると 自分の中へ落ちていくように 思考がさまよいます。
 
これは何だろう・・・
この形は心地よい・・・
 
気づけば白昼夢を見ていたかのように 再びそこに自分が立っている
 


静かな音楽の旋律のような
ドイツ文学の深い暗い森のような 
 

静けさ
 





見る人によってもちろん感じることは違うのだろうと思います。
でも抽象的なデザインであるからこそ
自由に見る人をいろいろな世界へ連れて行ってくれる力があります。
 
そんな素敵なアクセサリー
 
身に付けているだけで 秋の装いはグッとしまるポイントになるかと
 
 
あなたは何を感じるでしょう?
 
 
彫刻を見に来るように
ぜひ残り二日間
お手に取りにいらしてくださいね
 
 


ヒウラさんの作品は 
企画展終了後も11月の営業最終日まで展示してございます。
 





*ちなみにコピトさんのフエルト作品は帽子は今企画展のみの展示となっております*