2019年4月25日木曜日

日々芽吹く世界



きのうは札幌でも桜が開花したというのに
今朝はうってかわって肌寒い雨模様。
まさに三寒四温の今日この頃。

はやく 春本番になってほしい・・・





さて 
本日は 20日(土)から始まりました春の企画展
『芽吹く』の作家さんのご紹介です。





2年前に何人かの友人作家さんが
ご自分のSNSページ等で紹介なさっていて
気になり作品展を拝見しに行き
いっぺんでファンになった画家さんがいます。






札幌の画家 本田征爾(ほんだせいじ)さん。



年に何度も作品展をなさる本田さん。 
出会ってからは 作品展のたびに伺って 
小さな作品を 集めるように少しずつうちに連れ帰り
いつのまにか teto²の片隅に本田さんのコーナーができるほどに。
 
 




 


これまでteto²では
私が買い求めたちいさな作品だけを展示しておりましたので
いらしたお客様から
「こちらはどなたの絵ですか?」と聞かれるたびに
お名前はご紹介してきたのですが
ご覧いただけたのは かなり私の好みに偏ったチョイス。
 
 
 
 
 
でも本田さん。
ご本人の作品展に伺うと その作品は万華鏡のよう。

かわいらしくポップな水彩作品から
パウル・クレーを思わせる柔らかでカラフルなパステル画のような
画風のものや(パステルは使われてません)
 
描くものがユニークなモチーフや犬や猫でも
決して明るく突き抜ける作風ではなく
どこか不穏。
 
 
 

そしてその世界で読まれる物語を想像せずにはいられない
摩訶不思議感の漂う作品群。











観ていてちょっと怖かったり
胸の奥がざわざわしたり・・・

でも
その独特な空気感は癖になるのです。









 
私が選んだ本田作品だけでは
本田さんの世界の一面しか見ることができずもったいない。。。
皆さまにぜひその世界観を味わっていただきたい・・・
 
昨年のうちにそう思うようになり 
この企画展開催の運びとなりました。


お忙しい本田さんに かなり強引にお願いして
この春の企画展に参加していただくこととなり
テーマが「芽吹く」であることをお伝えしました。



 
納品のときに本田さんご本人からは
「あまりテーマに沿った・・・
というかんじでないのですが…」
と伝えられたのですが





 
本田さん。
ほとんど毎日 まるで息を吸うように
絵を描かれたり 立体作品を作られたり 句や詩を詠まれたりしています。
 
それはまるで
私達の身の回りで 日々いろんな植物の芽が芽吹いているように
自然な営み。
 
ブログ(https://blog.goo.ne.jp/chobitankorota)を拝見していると
日々芽吹く めくるめく本田さんの世界を旅しているようで
更新が楽しみで仕方ありません。
 
 
 
まさに日々芽吹いている才能。
テーマにピッタリの作家さんだと思うのであります。






 
今回の企画展でも 
ほんとうにたくさんの作品を展示させていただいておりますが
それでも その世界のほんの一部。



 
 
 
まずはお越しになって
じっくりとその空気感に浸り
もしお気に召したら 
まずは小さな絵をお買い求めになって
お好きな額に入れて ぜひ毎日眺めてみてください。
 
本田ワールド。
 
きっとあなたも癖になること間違いなしですよ。