2017年10月30日月曜日

3日から始まります『小さな贈り物展』2017 &                 霜月 11月 OPEN DAY





22日で終了しました『秋の匂い 秋の光』
たくさんの方にお越しいただき
ありがとうございました。

普段は器を中心に 
暮らしの道具をご紹介するクラフトギャラリーとして
展開しておりますこのteto²。

これまで 増田寿志さんの原画を始め
アートというジャンルの作品もたくさんご紹介はしてまいりましたが
今回は手芸造形と言ってもいい オブジェを作られる古川祐子さんをお迎えし
写真も展示していただき
アクセサリーのクリスさんとの2人展という形での展示会となりました。

ギャラリーの所々に吊り下げられたオブジェに見入る方々
写真を眺め 作品を眺め また写真を眺める方々
光り輝くアクセサリーを身に付けたり
その作り方を作家さんとお話しして頷いてらっしゃる方々・・・・・

いつもの展示とはちょっと違った
そしていつにも増して
深みのある展示になったような気がしています。


作家さんが在廊しない時に
「これはなんだろう?」
そんなふうな表情で作品を見てらっしゃる方がいて
その疑問に 作家ご本人はいないので すぐに返せる答えはなくて・・・

でもタイトルや他の作品を眺めまた何か感じるものがあると
きっとそれを見た方の心の中に
ずっと後になってご覧になっていただけた作品の何かのメッセージや
答えになるようなものが立ち昇ってきたりするのではないかしら?

そんな 観終わってからの時間の流れまで含んだ
豊かな満足感のある展示でした。

お二人の作家さん
クリスノゾミさん
古川祐子さんには心より感謝申し上げます。

また常設作家さんではありますが
こぎん刺しのお二方の作家さんの作品もまとめてしっかりご紹介できて
一度いらした方がお友達を連れてまたいらしてくださったり・・・
企画展に合わせてたくさんの方に見ていただけて本当によかったです。
わたくしもこぎん刺しの魅力を再確認できたような気がします。





さて
その秋の企画展が終了してすぐではありますが
11月3日(金)から毎年恒例
『小さな贈り物展』が始まります。

今年もちょっぴりお買い得なギフトセットをご用意して残りの7日間
みなさまのお越しをお待ち申しております。

昨日と今日は営業中にもその準備を~と
企画展終了後なので もうお客様も少なくなるだろうし
時間が取れるかと思いきや・・・・・

「もうすぐ終わりですよね~♪慌てて来ました」と
常連さんがいらしてくださったり
企画展の時にいらしてくださった方がまた来てくださったりと
寒くなってきた中 足をお運びくださる方がいらっしゃり
本当にありがたく思っております。(^^ゞ

3日は金曜ですが祝日 文化の日
いつもは開けない曜日ですが OPENしますよ♡

お天気はどうでしょう?
雪が降り始めると車の運転が怖いですよね。
早めにタイヤ交換して安全運転でお越しくださいね~。




では ラストに残りわずかのOPEN DAY 書いておきます。(さみし~)

 ❄❄❄*❄❄❄*❄❄❄   雪待月 11月  ❄❄❄*❄❄❄*❄❄❄


     11月3日(金) 『小さな贈り物展』
         4日(土)            〃
                         5日(日)     〃
                     11日(土)     〃 
                      12日(日)     〃
                        18日(土)     〃
                              19日(日)     〃     今季最終日

  *雪待月:11月の異名 この呼び方が好きで 
   ずっと前に雪待ち月のガラス展と言うタイトルで個展をしたことがあります 

                         ✧**∴●∵○∴●∵○∴●**✧ ✧**∴●∵○∴●∵○∴●**✧ ✧**∴●∵○∴●∵○∴●**✧ 






こんな風景に囲まれる日も
もうそんな先ではないですね~

残り少ない秋
味わいつつも白い季節へ向けて
心の準備も・・・・・









2017年10月22日日曜日

『秋の匂い 秋の光』本日最終日 & 今年の残りの営業日

(写真は2年前のもの このカエデ今年はなぜか黄色のまま)

紅葉がきれいなこの季節
雪虫も飛び始め 
秋の章はエンドロールが流れ始める頃となりました。



さて
たくさんの方にお越しいただきました『秋の匂い 秋の色』
本日最終日でございます。

本日はクリスノゾミさんと古川祐子さんの参加作家お二人も
teto²にいらしてくださいます。

ぜひ素敵な作品達をご覧になりにお越しください。
作家さんに直接作品の感想を伝えたりお話ししたりなさってくださいね。

この企画が終了すると見られなくなる作品もたくさん。
この機会をお見逃しなく。



そしてteto²の営業日も残すところ本日入れて10日間!(すくな~い…涙)

11月3日(金)からラストまで
毎年年末(teto的に年末なので)恒例『小さな贈り物展』も開催します。


その展示に合わせてご紹介しようと思っておりましたが

一足早く2018カレンダーが揃いまして
3つのカレンダーの販売も始まりました。
店奥のレジの前にて並んでおりますよ。

詳しくはまた後日ご紹介しますね♪



本日も午後1時より
皆様のお越しをお待ち申しております。






ところで本日は投票日
「私が1票投じたところで なにも変わらないから行かないわ~」
そうお思いの方!そんなことないですよ~。投票行ってくださいね。

と、いうわけで

本日teto²に投票しました~!と言ってお越しくださった方には
子どもたちの未来の平和を願う「futabaポストカード」
プレゼントしちゃいます♫







2017年10月13日金曜日

『こぎん刺しの仕事展』




もう道内では平地でも初雪のところもあったようで
秋は深まり 終わりに近付いているようです。


teto²は秋の企画展『秋の匂い 秋の光』開催中です。

実はお二人の参加作家さんの作品が並べてある奥の間には
もう一つコーナーがございまして こぎん刺し作品が並べてあります。



今現在 teto²ではお二方のこぎん刺し作家と
おつきあいしていただいております。

稚内在住のpetit coudre さんと 仙台在住のunemiさん。




こぎん刺しとは津軽地方に古くから伝わる刺し子の一つ。
貧しい農村の農婦たちが 
麻の野良着(野良着のことをこぎんと呼んでいたそう)では寒いので
木綿の糸が手に入るとそれを野良着に刺し
布地を分厚くすることで寒さをしのいだことから生まれたと言われています。

ただ刺すのでは面白くない。
そこは女子です。
自分達の暮らしの周りのいろいろなものからモチーフを見つけ
それを モドコ(こぎん刺しの模様のデザインの総称)にして
楽しんでいたようです。




例えばこちらのモドコは
猫の足 と猫のマナグ(眼)

暮らしに寄り添う
生きものたちへの
かわいらしいまなざしを
感じるモドコ







装飾性が増したこぎんは
きっと娯楽が少ない貧しい農村の暮らしの中で
農婦たちのお洒落にもなったであろうし
日々の農作業とは違った 楽しく細やかな作業をする時間は
彼女たちの息抜きの時間となったのでしょうね。


モドコの種類は300種類以上あるそうです。
現在は オリジナルのモドコを考えて刺されている方もいらっしゃいます。





       *☆。○▽。✧**☆*☆。○▽。✧**☆*☆。○▽。✧**☆*☆。○▽。✧**☆*





teto²とお付き合いくださっているお二人のこぎんは
同じこぎん刺しでも それぞれの個性がとても出ています。




petit coudre さんは こぎん刺し作品の
スタンダードと言ってもいい作風
 
コングレスという木綿100%の平織りの布を使用し
モドコを総刺しにしたものや部分に刺した物を
いろいろな生活雑貨に仕立て作品つくりをなさっています。



スタンダードと言っても刺す人のセンスや作る作品次第で
民芸風になったり 北欧風にも見えたり・・・
petit coudre さんは ネットで拝見してお声かけをした
3年前の こぎんほぼ初心者の時からセンスが抜群。
軽やかで北欧の香りのするポットマットやカフェマット等を作られます。





「きれいなものだから日常使いには敷居が高いわ~」という
こぎん使い初心者の方には
『まずお使いになってみてください。
日常に少しお洒落な雰囲気の雑貨があるだけで
気分が上がりますよ♪』とお勧めしています。





ポットマットは中にキルト芯が挟んであり
鍋つかみにも使えますよ。

カフェマットはテーブルセンターにしてもよいですね♪





他には使いやすい大きめのがま口や 










    ヘアゴムやストールピンなど
   乙女心をくすぐる小物もたくさん♡









先日のワークショップでは先生もしてくださって
その際は「チャリティー作品にしてください」と
カラフルなピンクッションを
たっくさん納品してくださいました。





お声をおかけしたことがきっかけで
今ではすっかりこぎん刺し作家さんに。

現在teto²に置いてあるこぎん刺しの本にも作品が載ってらっしゃいますよ。



針を持たない日がない というくらい
こぎんを刺すことが日常になったとおっしゃるpetit coudre さん。
本業のお仕事がどんなにお忙しくとも
時間を見つけて刺しているそう。

日常の手仕事になっているのですね。









      *☆。○▽。✧**☆*☆。○▽。✧**☆*☆。○▽。✧**☆*☆。○▽。✧**☆*







 
仙台在住のunemiさんは
作品として使う糸や刺す布地に独特のこだわりがある作家さんです。
作られる作品は 使うこと 身に付けることを前提としていているので
何年使っても撚れない素材を使ったり
肌に触れた時の感触や重さまで考えられています。
 
 
 




こちらteto²とお付き合いはじまった時からの
人気作品の手ぬぐい
(キッチンクロスやハンカチ・スカーフとしても)

2本取りの双糸織りのリネンに刺されています。
2年使ったサンプルも送ってくださっていて
その肌触りはフワフワ~♡
ぜんぜん撚れたりしてないことがわかります。








この細かい目のリネンに
こぎんを刺されるのですから・・・
こぎん刺しをやられたことのある方がいらっしゃると
「え~!?すごいですね。。。」とため息をつかれます。
「よく目が追えますね~どうやって刺してるんだろ…」と
ブツブツつぶやいている方もいらっしゃいます。笑







白地に白糸で刺されたりするのですから・・・
びっくりです。

そしてそれだけ難しい細かさですが
こだわって刺したハンカチは清楚で美しい。



糸の太さが均一な布地に刺すのなら布地の目を追うのは
慣れてくれば簡単な気もしますが
unemiさんの作られる作品には
こんなウールの織り布にこぎんを刺したものもあります。
 
これも慣れれば目で追えるようになるのでしょうか…?
ものすごい集中力だと思います。






そしてこの作品も素材にこだわりが。
オーガニックコットンを使ったり 
染め色も天然のものを選んだり
首に巻いた時のその柔らかさが抜群です!
チクチクしない感触
触ってみるとわかりますよ♪
ぜひ首に巻いてみてください。



そして長さがちょっと短いんじゃない?と思われますが
この長さだと首が重たくないのです。
寒い北海道 長めのマフラーでぐるぐる首を巻きたくなりますが
unemiさんの巻物は短いけれど
ふんわりと首周りの空気をためてくれる感じ。
かえって暖かいのではないでしょうか?

photo by unemi





unemiさんはもともと子供服のパタンナーでもあった方。
なので今年の春の企画展では素敵なブラウスも仕立てて
出展してくださいました。
小さなこぎんもワンポイントで入ってました。
 
その着やすさ 着た時のシルエット
そしてリネンの風合いがシャリシャリと肌に心地よく
デザインからすべて起こした仕立てブラウスは
その価値がわかる方には決してお高くない価格。
わたくしも一つお嫁入りしていただき 
ヘビロテで着まわしております。



こぎん刺し作家と言ってもunemiさんの場合は
これまでの経歴も生かされた
こぎんそのものだけでなく刺す布地にまでこだわった
他の方には真似のできない 
オリジナル性の高い作品作りをなさっているのです。




          *☆。○▽。✧**☆*☆。○▽。✧**☆*☆。○▽。✧**☆*☆。○▽。✧**☆*






素材や細部へのこだわりによってこんなにも違うこぎん刺し。

すばらしいお二方の手仕事をじっくり紹介するだけで
「こぎん刺しの仕事展」と言うにふさわしいコーナーになっていますよ。

お二人とも作品に付けられたタグにモドコの名前が書かれています。
ぜひそんなところも御覧になってくださいね。


ぜひいらして お手に取ってじっくりご覧ください。










2017年10月6日金曜日

『秋の匂い 秋の光』 10月9日も開催しております♫


 
企画展開催中のteto²ですが
今回DMの日程に間違いがありまして
10月9日(月)祝日体育の日 も開催いたします。




teto²は週末だけ営業というイメージが
強いとは思いますが
企画展中は平日オープンもあったりするのです。
9日は祝日なのでもともとお店は開けてますよ♫




お間違いなさらぬように。






作家さんお二人は
古川さんは7日(土)・8日(日)
クリスさんは8日(日)
在廊です♡


 




 


 

小さなお客様達が選んだもの                            antitese 小さなポーチ


「ストーブをつけた」という声をチラホラ耳にするように

雪虫が飛び始めたそうですから
後2週間ほどでこのあたりでも初雪なのかも。。。

我が家は今年は
居間・台所の断熱材投入工事のおかげで
今のところちょこちょこストーブをつけたりはするものの
まだ暖房のない2階で寝られております。




さて
秋の企画展『秋の匂い 秋の光』開催中のteto²です。

先日はたくさんの方にお越しいただき
作品を手に取っていただけ 
在廊してくださったクリスさんも喜んでらっしゃいました。
お越しくださった皆様 ありがとうございます。


ちょうどお隣の町でアートピクニックというイベントをやっていて
そちらから紹介されていらしてくださった方もいらっしゃいました。

中学生くらいの娘さんと小学生の娘さんお二人を連れたお母様の3人組
どの作品も丁寧にじっくり見てくださり
お母様が企画展の方の展示をご覧になっている間にも
娘さん達だけで気に入ったものを少しづつ選んでレジへ

自分のお財布からお小遣いを出して
大事そうに選ばれたものを買われて行かれました。(かわいらし♡)

その後しばらくして 
まだお母様が展示をご覧になってクリスさんとお話になっていたところ・・・
娘さん達がまたお二人でレジにいらして

「これもください!」

娘さんお二人が手に持っていらしたのは
今年からお付き合いの始まった
antiteseさん(皮のかばんの作家さん)の小さなポーチ
(選ばれたお色はマスタードでした♡)

 
このポーチ
とってもキュートで 
軽いしカッコいいデザインだし
きちんとしたお仕事なのにとてもお安い!




きっと人気が出ると思っていたのですが
teto²は器屋さんというイメージが強いからなのか
2回いらしてくださった方が 2回目に
「あれ?このポーチって前もありましたっけ?」と
展示してあることに気がついていただけないのか
(吊るしてあると下の器ばかりご覧になる方には気がついていただけないのかしら?)
まだお嫁入りがありませんでした。

でもわたくし店主がものすごく気に入っていたので
いずれ我が家にお嫁入りしてもらおうと思っていた作品。



お安いとはいえ
皮と布の手作りポーチ
お子さんがパッと買えるお値段ではありません。

小さなお客様達がこれを選んでくださったことにちょっとびっくりして
「どっちが使うの?」と聞くわたしに
声をそろえて「二人で♫」

な~んて素晴らし♡


あんまり嬉しくって お代をいただいたのは¥5000からでしたが
¥10000いただいたと勘違いしたわたくし
お釣りに再び¥5000と小銭を渡そうとしてしまったほど

びっくりしたお二人が「?¥5000出しました」とまた声をそろえて言ってくださり
恥ずかしいやら 自分の動揺っぷりが おかしいやら…笑




その小さなお客様達がお帰りになった後
クリスさんが
「普段 あの子たちのお母さんが 手作りのいいものをたくさん使っていたり
その価値をわかる買い物をしているんでしょうね。。。(^.^)」

本当にそうだと思います。




                        
antiteseさんのポーチ
細部まで美しい手仕事の作品です。
でも¥5000でお釣りがくるのですよ!

小さなお子様にも伝わった素敵な一品
ご覧になりにいらしてくださいませ。
 
お色は残りこの3色です。







大きなかばんを持って出かけるほどでもない時
小さなお財布とハンカチ・鍵 だけを入れて
町を颯爽とお散歩~♫

深まる秋 
雪が降り始めて厚着をしたら
そんな身軽なお散歩もできなくなっちゃうのかしら


この秋 お洒落アイテムに加えてみては~♫

















antiteseさんの工房にはギャラリーもございます。
たくさん素敵な作品もご覧になられるので
札幌の方面の方は直接伺ってみてください。
HP:http://antitese.net/index.html