2020年9月28日月曜日

チリとチリリ あめのひのおはなし 原画展 こんな素敵な作品もございます❤ part3

 続きです


素敵な作品たちご紹介ラスト!

かやさんの他の絵本や書籍のご紹介です。

どいかやさんは 絵本作家になられてすでに20数年。

1997年に「ぱんちゃんのおさんぽ」という絵本でデビューしました。

私がかやさんの作品の中で3つ好きな作品を選ぶとすれば…(ってむずかしいんだけど)

この パンちゃんのおさんぽ が入ります。

モノクロで描かれたパンダのパンちゃんがとにかくかわいい!


今回 もちろんこのパンちゃんのおさんぽはじめ 

かやさんのこれまでの作品を多数販売しておりますよ。

出版社さんは違うけれど

どの絵本も味わい深く そして可愛らしく美しいのはもちろん

子どもに読んであげたいだけでなく 自分で持っていたい作品ばかり。

 



では何冊かのご紹介参りますね♬


左の大判サイズの絵本「ナナカラやまものがたり」は

お子さんに読んであげるといいかも。

声に出して読むと かやさんの創り出した昔ばなしがすーっと心に入ってきて

気がつくと自分もナナカラやまにいるような気持ちに~

かやさんが自然やその中で生きている動物たちをどれだけ愛おしく思っているかが

グイグイと伝わってくる絵本です。

語り部のくまのおばあさんは

もしかしたらかやさんのおばあさんなのかな。。。と

読んでいて思いました。

かやさんから昔 大好きなおばあさんの話をよく聞いていたので。




右の「ハーニャの庭で」も私のお気に入り3本指に入る1冊です。
かやさんが一緒に暮らしていたハーニャというにゃんこに会ったことがあります。
(絵本と同じ模様のにゃんこさん)
千葉のおうちに遊びに行った時にゆうゆうと外をおさんぽしていました。
何故か外ではかやさんにもつれなくて(笑)
「はーちゃん!」とよんでも遠くから私達を眺めるだけ。
気ままなネコらしい猫さんでした。

そんなハーニャが暮らすお家が 
またこれがかやさんの暮らす千葉のおうちのようで
見ているとほんわかとした気持ちになります。
細かく描かれたハーニャのおうちの人たちや周りの自然の四季折々が
1年通して とても穏やかで
自然の恵みに感謝しつつ慎ましく暮らす豊かさが描かれた大好きな絵本です。
細か~~~いところまで描かれた小さな草花もぜひじっくり見てほしいです。





そしてこちらは小さなお子様におすすめの作品
左は女の子特有の大事なお友達との素敵な関係性を
絵本で表現しちゃうなんてすごい!
こちらはシリーズで
「ねずみちゃんとりすちゃんおしゃべりのまき」も出版されておりますよ

カーテンふわりはあかちゃんに優しくゆったり読んであげてほしいな。
まだな内容もわからない年齢のお子さんでも 
きっと 優しい絵とお母さんやお父さんの声で
絶対に何かが伝わると思うから❤


そしてこちらもかやさんの絵本作品の中で人気のフエルトや糸を使った貼り絵絵本

貼り絵で動きがなさそうではありますが 

実はその質感がとてもいい感じにふんわりとした世界観を創り出しているのです。

フエルトなんかで細かいものを作ることが大好きだった

少女時代を思い出す方もいるのでは?

繊細な色鉛筆画とはまた違ったかわいらしい作風もじっくり味わってください。

左のポストカードは以前犬猫の保護活動団体の支援イベントの際に

かやさんが送ってくださったポストカードです。

トラリーヌが好きな方にはレア物かも?

*このポストカードの売上は

今回も動物の保護活動をしている団体へ全額寄付いたしますよ。



ラストはこちらの2冊。 絵本ではなく書籍です。

どいかやさんがどんなくらしをしているかが垣間見える書籍です。

可愛らしいイラストの挿絵や千葉のおうちの様子が写真で見られます。


かやさんは大学卒業後 じっくり話す機会があると

環境のことに若い頃から関心があり 

食べるものも「玄米がいいよ」と教えてくれたりしてくれました。

(20年以上前からですから すごいことだと思います。 

今でこそ普通になりつつある 自然や体に優しい食生活を やれる範囲で自然にやってきた人なのです)


政治的な発言も臆することなく発信したり

自然に人間が与える影響のこともいつも危惧し 

活動できることは進んで活動している方でもあります。

今の私に影響を与えてくれた大事な友人でもあるのです。


そして作品を見るとおわかりになるように

ネコがとにかく大好きで その猫や犬たちが幸せに暮らすための

啓蒙活動もずっと続けている方でもあります。



かやさんの中心にあるものってなんだろう?って思うと

それは

「この地球上にともに暮らすいろいろな命を 自分と同じように慈しむ」

これに尽きると思います。

それはネコであったり 家の周りで生えている小さな植物だったり

網戸にやってくる豪華な装いの蛾だったり…

地球の別の場所で搾取されて暮らす

我々の上辺の豊かさを支えている人々だったり…


いつでも自分の暮らしを慎ましく丁寧に楽しみつつ

周りのモノたちを 心より慈しんでいるその姿勢は

わたしの襟も正してくれるし

きっと絵本を読む子どもたち すべての人達に

同じように他の生命を慈しむ気持ちをそっと思い出させてくれる気がします。


原画展はあと2日

素敵な原画やかやさんの作品を通して

豊かな気持ちを味わえる時間になればと思います。

皆様のお越しをお待ちしております。