2015年9月18日金曜日

企画展『Animals』ー友達になりたくてー                  番外編② しっぽの会




3日ほど続いた秋晴れ

ワークショップで使うお座布団も干せました。 ほっ


ご近所の農家さん達は稲刈りを始められましたよ。
おいしい新米食べられますね~。うふふ。



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さて前々回に引き続き 『Animals』展 番外編です。

お隣の町長沼町に 
保健所などから引き取った犬猫を温かくケアし、面倒を見ながら
新しい里親さんを探す活動をしている団体があります。

NPO法人HOKKAIDO  しっぽの会 さんです。
ホームページ

しっぽの会さんの保護施設では現在約100匹の犬猫が暮らしています。


しっぽの会の方々が 少しでも多くの命を救い出したいと
尽力してなんとか現在の頭数まで保護できるようになりました。




代表の稲垣さんが個人で保護活動をしていたところに
2006年頃から有志が集まり 
本格的な活動がはじまったとか。

犬猫を保護し 傷ついた心や体をケアし
里親を見つけてあげる活動以外にも
札幌などの都市で「動物愛護管理法」が広く周知されるよう
啓発活動にも力を入れてらっしゃいます。


活動資金は
主に寄付金や グッズなどの販売売り上げから。
譲渡の際に費用がかかるのは不妊・去勢手術・混合ワクチン接種
感染症検査やマイクロチップ挿入などをすでに済ませてあるため。

100頭もいるワンちゃん猫ちゃんのご飯代だけでも大変なのに
病気がある子もたくさんいて 治療代もかかります。

散歩やお掃除はいつもボランティアの方々ががんばっていらっしゃいます。





最近できた立派な犬舎では
人懐こそうな子から

おびえて吠え続ける子まで

さまざま





ゲージの入口には小さな札がかかっています。

「まだご飯を食べるときに手を出すと噛みつきます」とか
「吠え癖があるけれど 人は大好き」とか

きっと 虐待されていたのであろうな。。。という辛い傷跡が残る子もいたり・・・ 

各地の保健所などから救い出された子たちなので
保健所にいた理由も様々

飼育放棄された 
虐待されていた 
多頭飼いの崩壊現場から・・・
迷子などなど



ここに来れて本当によかったね。。。

今はとりあえず命をつなぐことが出来て
きっとホッとしているだろう小さな命達

涙なくしてはその姿を見られません。






しっぽの会さんのような活動は全道 全国各地で
たくさんの方がなさっていますが
それでもまだまだ人間の身勝手な行為により
保健所にやって来る犬猫は後を絶たず
命を絶たれる子がたくさんいるのが現実です。





ほんのちょっとの手助けでも
少しづつの気持ちが集まれば
少しでもたくさんの命が助かり
少しでも多くの無駄な 
あるいはお金儲けのためだけの誕生が避けれられます。





ワンちゃんや猫ちゃんと暮らしたいと思ったら
ペットショップに行くのではなく
ぜひぜひ こういう活動をなさっている方々から
家族を見つけてほしいのです。

また しっぽの会さんのような活動を見かけたら
ぜひほんの少しでもいいので応援してあげてくださいね。




今企画『Animals』では 絵本やポストカードの売上げの一部を
しっぽの会さんへ寄付いたします。(寄付額の御報告は後日致しますね)

またしっぽの会さんの募金箱も置いてございますので
ぜひご寄付をお願いいたします。


どうぞよろしくお願いいたします。



*添付したイラストや鍋敷きの写真は
  今回特設スペースで動物に関する常設作品をご一緒に展示させてもらっている
  tomoni art (イラスト)さんと さくらんぼ作業所(鍋敷き)の皆さんの作品でした。


*番外編③と④も書く予定です。 
  こちらはおそらく企画展終了後となります。
  もうちょっと辛い動物の現実のお話し。
 ギャラリーブログの方ではなく日々のあれこれブログの方に載せますので
 そちらもお時間ある方はどうぞお読みくださいね。