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10月に入り
朝晩の冷え方が 冬を予感させるものになってきました。
夕餉の支度をする時間になると
もう外はすっかり真っ暗。
コトコトと湯気の上がる鍋
トントンと野菜を切る音
料理が出来てきて 台所中にいい匂いがしてくるころになると。。。
家の外との気温差で窓ガラスが曇って
お料理の蒸気でモワンと台所全部がくるまれて
魔法の仕上げのおまじない~♫みたい。
「おいしくな~れ❤」
そんな童話の世界のような気分になれちゃうのも
この季節の台所ならではかもしれません。ふふふ❤
その台所仕事の時に欠かせないもの。
それはエプロン!
本日ご紹介は
今企画に合わせ 素敵なエプロンを作ってお送りくださいました
札幌のテキスタイル作家Lambentさん。
これまでもずっとエプロンを納品してくださっていたLambentさん。
店主がいつもしているエプロンもLambentさん作。
Lambentさんの作品の素晴らしいことの一つは
デザイン・プリント・縫製に至るまでほぼお一人でなさること。
生地のデザインから考える作家さんはおりますが
ハンドプリントといって 自分で型を作り染めるところまでやられる作家さんは
北海道にはいらっしゃいません。
もともと雑貨屋さんがやりたくて
以前働いていた雑貨屋さんのようにオリジナルの雑貨を作りたくって
自分ではじめたハンドプリント。
留学していたイギリスで技術を学び
帰国後 試行錯誤しながら現在に至ります。
日本に帰って来てからも独学でハンドプリントを極めていらっしゃいます。
東京へ勉強会へ行ったり
旅行がお好きで海外のいろいろな所へ旅行しつつ
プリントのデザインのアイデアになるものをインプットして回ったり・・・
ブログ(http://lambent-chiharu.tumblr.com/)を拝見していると
いつも軽やかに ご自分の感性のままに
暮らしと制作の合間をたゆたっているようで
Lambentさんの瑞々しい感性は
ああやって育まれているんだな。。と
羨ましく思います。
自分の作りたいものの 生地のデザインから
布の素材・染まり方まで
全てご自身の手によるものなので
出来上がったものは
Lambentさんの意匠の結晶みたいなものなのです。
これまでのプリントの定番エプロンはもちろん
今企画に合わせ 首の凝りやすい方にも使っていただけるように
紐が肩にかかるタイプも作ってくださいました。
エプロンって
『台所ぐるり』のいちばん大事なアイテムかもしれませんね。
あ!でもLambentさんのエプロンなら
台所仕事の時だけでなく シンプルな服の上に羽織って
お出かけ~♫
なんていう使い方も出来ますね。(お洒落でかわいいもの❤)
店内には全身映る鏡もございます。
試着は遠慮なくなさってください。
私も自分の家でお客さまをお迎えする時用に
1枚新しいエプロンを選ぼうかしら~♫
前回の企画展『おうち HOUSE 家』で
納品してくださった家の形の鍋つかみも
2つはお嫁入り。
緑のおうちが残っておりますよ。
こんな鍋つかみ使ったら
お料理楽しくなりますね~♡