続投です
かやさんの原画展が終了し 少し放心状態。。。
と言ってる場合ではないのです。😅
今週末からは ガラリと雰囲気が変わって
アイヌ文化の息吹を存分に感じる企画展『アイヌの響き』が始まります。
ガラリと と書きましたが
実はかやさんの原画展からの流れがあるので
この記事では そちらをご紹介します。
どいかやさんの作品の中に
アイヌの物語を絵本で表現した『ひまなこなべ』という作品があります。
実はこの絵本 原画展の最初2日ほど会場でも販売していたのですが
すぐ売り切れてしまって 追加でかやさんに送っていただきました。(サイン入り!)
その追加分は 今週から始まります
『アイヌの響き』の会場でご紹介、販売したいと思います。
アイヌのユカラ(叙事詩)の研究者でもあり語り部でもあった萱野茂氏も
語り継いできた物語の一つであるアイヌの昔話 『ひまなこなべ』。
そのお話をかやさんが 萱野茂二風谷アイヌ資料館監修の元
絵本にした作品が『ひまなこなべ』です。
かやさんの独特な柔らかく色彩あふれる表現が
アイヌの豊かで多彩な世界を表現している 素晴らしい作品だと
多くの方から絶賛され
2017年には産経児童出版文化賞 産経新聞賞も受賞なさっています。
素晴らしいのはかやさんの表現方法だけではなく
ひまなこなべ を通して アイヌの人々が伝えていた物語の真髄
アイヌの人々が大事にしていた事を
かやさんが何度も何度も北海道へ足を運び
自分でもアイヌ語を勉強したりして
深く理解しようとした経緯があって生まれた作品でもあるということです。
絵本の内容には触れませんが
ぜひぜひ 会場へいらしてお手にとって読んでみてください。
きっと 惹き込まれる絵本の世界観の中で
私達の今の暮らしをふりかえったり
アイヌだけでなく和人であるわたしのような者の先祖達も
大事にしていたものを感じることができると思いますよ。